F1 2023観戦日記⑩

まさか、日本グランプリ観戦、決勝日の話が3記事にまたがるとは、私自身思いもよらなかったのですが、続きの記事、突入です!決勝日朝決勝レースは各々リンクになっていますので、そこからお読みください。

帰宅競争の始まりだ!

レース結果と観戦中の心情変化は完了していますが、決勝日のイベントはまだ終わってないんです。グランドスタンド以外の人間は大型ビジョンで表彰式をみて、その後にもあるステージイベントやプレイバック放送、東コースウォークなど様々ないイベントに参加して帰宅ラッシュをズラすか、終了後に即ダッシュして渋滞に巻き込まれないように各々の帰宅ルートで帰る行動にでます。本当に早い人は決勝レースのこり10週くらいになったら席を立って帰ります。特に翌日仕事の人や、公共交通機関を利用する方にとっては渋滞は切実な問題なので気持ちはよくわかります。私も日曜日の決勝をみて即帰るときは、同じ行動をしていました。

今回の私は翌日の月曜日に帰宅する有意義なスケジュールにしてありますのでゆっくり帰る人間です。退職するので有給消化をしっかりつかってますよ!

コースオフシャルの皆様へ感謝!

まず、レース後にしっかり行わなければならないのはこの大イベントを安全に運営してくれた方々への感謝です。まず初めにコースオフシャルの皆様へ感謝です。本当に安全にレースを進行して頂きありがとうございました。そして所々で観戦者を盛り上げるサービス精神にいつも感動しています。ある意味ヒーローですね。

オフシャルの皆さんもレース終わりはグランドスタンド前のハイネケンで一杯飲んでいるところが一仕事終わった感じがして仕事人でした。

その他大勢の運営者の方へ感謝です!

そして、写真には写っていませんが、この暑い真夏日のなか三日間にわたりチケットチェックや海外の方への対応、ごみ回収など気持ちよく過ごせるようにサポート頂いた裏方の方々、そして大混雑でお土産売り場を支えたレジ担当の方も含めて、いろいろな考え方、マナーの悪い方などもいて嫌な気持ちにもなったと思いますが22万人も集まるこの大イベントでここまでスムーズに過ごせるイベントは正直経験したことはないです。F1を現地観戦することは初めてではありませんが、何度来場しても毎年、感謝の気持ちになります。

また、情報を伝える鈴鹿ボイスFMのラジオパーソナリティーの方も毎年聞いておりますが、こと細やかな気遣い、詳細な情報をしっかり届けて頂きありがとうございます。ボッチ観戦の私にとってかけがえのない楽しみです。

交通インフラを支える三重交通、近鉄、JR、伊勢鉄道の皆様もスムーズな輸送本当にありがとうございました!

なにより、一番感謝しなければいけないのは、鈴鹿市民を代表とする近隣にお住まいの方々です。皆様の生活を遮ってファンは楽しませて頂いています。ご理解、ご寛容のある心に本当に感謝です。ありがとうございました!

イベント参加

私自身はレース終了後はグランドスタンドへまず移動しました。ストレートにはチケットをもっていないので入れないのですがスタンド席から十分に撤収の様子が見れます。

顔を見せてくれたドライバーありがとう!

ストレートウォークに参加できなかったので、やっかみに聞こえてしまうかもしれませんが、スタンドから見ていて非常に残念であったことがあります。参加されている方たちの秩序がほんとにない。マナーの悪さです。時間制約がある、警告、お願いのアナウンスが出ているにも関わらず退去しない人たちがすごく多かった。海外の方もそうですが、V席チケットを購入できる人たちって偏見ですが、成金なので素養がなさそうですね。本当の富裕層はパドック側で見ているはずなので、品のない人間性が目立った気がします。偏見ですいません。

そんな寂しい気持ちになってから、入場が落ち着いて東コースウォークに参加しました。レース後のコースを歩く貴重な機会です。ランオフエリアを歩くのはもったいないと思い、記憶の限りレコードラインを歩きました。実際に歩いてみると、微妙なバンクがついていたり、見た目より傾斜があったりと新鮮な発見がたくさんありました!

実際にアスファルトを手で触れてみると、路面を走りこむとできる、いわゆる「ラバーイン」の状態が実感できました。触るとベタベタしていました。タイヤのゴムを作動温度まで上げて溶かして走るどくどくのスポーツタイヤを実感しました。また現行のF1はわざと壊れやすいタイヤにしてあるので、タイヤカスが散乱。記念にタイヤカスも拾ってきましたよ。妻にとってはただのごみですがね…

さぁ!我こそもホテルへ帰宅!

レース終了後、おおむね2時間ほど過ごして私自身もホテルへの帰宅へ進んで行きます。津のホテルに戻るので鈴鹿サーキット稲生駅へ向かいます。駅に近づくと名古屋方面行の待機列はまだまだ大行列です。本当に今回はホテルにお金を出して津にしたかいがありましたよ。とはいえ多少待ちましが、スイスイ乗車です。都心の満員電車を経験している人間からすると、すっごいスカスカで発車です。今後も名古屋方面に宿でなく津方面を検討して行くことにします。

ホテルに到着後は大浴場で汗を流しに行きますぞ!たっぷりサウナで疲れをとるぞ!と思いきや、F1観戦した人達から割と話しかけられる状況。おそらく今回のイベントが話しかけてきた方にとって、よい良体験だったのでしょう…話したくて仕様がないですねきっと。私もしっかり湯舟で交流していたらあっという間に時間が流れてしまいます。結局サウナは1時間くらいしか入れませんでしたが、気持ちの共有ができて私にとっても良い体験ができました。皆さんまた来年もお会いできるといいですね。

翌日はお伊勢参りをして帰る計画なので、スケジュールを確認するとともに先に宅急便で送ってしまう荷物をまとめてフロントへ、研修生の方でたどたどしかったのですが丁寧な接客が伝わってきましよ。新人君頑張って!来年も同じ宿にするつもりだから、また会えるといいですね!初めてのF1開催期間中の接客大変だろうけど、彼にとって経験になることを祈っております。

以上、日本グランプリの観戦日記はこれで終幕です。今年のレースはまだ続きますのでテレビ観戦日記は引き続き書いて行きますが、ひとまず区切りです。また来年も見に行きたい!転職先でしっかり信用をもらって、観戦にこぎ着けたいとお思いました!

赤い風船 国内

F1 2023観戦日記⑨

前回、日本グランプリ決勝日の模様を書いておりましたが、ブルーインパルスの興奮で肝心のレース模様が書けていませんでした。申し訳ありません。今回はいよいよ決勝の模様からホテルへ帰宅までの思い出をここに綴って行きたいと思います。決勝日前半の模様はこちらからお読みください。「F1 2023観戦日記⑧」

フォーメーションラップスタート!

さぁ!いよいよスタートとなります。まずはフォーメーションラップです。タイヤにしっかり熱を入れてスタートへ各車が備えていきます。指定席はアウトレット席なので写真はもろ金網かぶりですね…。ただコースからの距離が近く大迫力です!過ぎ去るドライバー全員に拍手です!そして日本人ドライバーでポイント獲得が期待がかかる9番手からスタートの角田選手にはどのスタンド席からも一段と大きい声援が飛びます!このスタート前の緊張感と前者一斉にタイヤに熱を入れていくことで、観戦席にいてもゴムの焼ける匂いがしてきますぞ!

そしてスタート!

そして、各車がグリットにつくと、グランプリ事に特徴があるグリーンフラッグがスタート位置後方で振られます。そしてシグナルレッドからブラックアウトでスタートです!ポールポジションスタートであったレットブルのマックス・フェルスタッペン選手はマクラーレンのノリス選手に前を一時は押さえられそうになりましたが一位を死守です。角田選手は位置取りが悪く10位に後退してしまう展開、その代わりに角田選手と同じアルファタウリのローソン選手が9位に上がります。日本人としては切ない展開です。後方ではアルファロメオのボッタス選手がコースアウトしてしまい、オープニングラップの終了を待たずにセーフティーカーとなりました!。

金曜、土曜と穏やかにレースウィークが進行していただけに波乱の展開です。そしてセーフティーカーがあけてレースのリスタートです!再開後はペレス選手が後方に沈み焦っていたのか、ペレスミサイル劇場となりかなり来年以降のシート契約に暗雲立ち込める展開となりました。全てがペレス選手のせいではないのですが、その影響で続々とリタイアとなり荒れたレース展開となってしまいました。現地観戦する人間にとっては最後まで20台で走ってほしい気持ちがあるので、非常に残念です。

ペレス選手への批判が後日のスポーツ記事でもあふれているのですが、2021年、2022年とどちらもペレス選手の神アシストが無ければフェルスタッペン選手の年間王者も難しい場面があったので、直近の活躍は本当に心配です。レース後は空気を読まないメキシコ人のペレスファンがうざかったですがね…

ピットストップ

そしてソフトタイヤを選択し、かつローソン選手の後方で走っていたためタイヤの持ちは悪かったのでしょう。角田選手が1回目のピットストップを迎えます。無事タイヤ好感を済ませて、アウトラップを頑張ります!それを見越したローソン選手はアンダーカットを防ぐために反応しました。チーム内バトルで何をやっている!?争っていないでポイント獲得のために協力しろ!と言いたいです!結果は角田選手が前にでました。日本人として一安心です。つーか、ローソン選手はスタートといい、今回のピットバトルといい同じチームなのに露骨にえぐいです!

そして2回目のピットストップを迎えますと、今度は逆にローソン選手が先にピットインです。やはり、後ろで走っているほうがタイヤの摩耗が激しいのでしょうね。

そしてここで角田選手が反応すると思いきや?ステイアウトです。これ余裕でアンダーカットされるでしょう!1週あたりのタイム差が1秒ということです。なぜ、アルファタウリは角田選手への戦略がここまで露骨に不信感ある行動をとるのでしょうか?今年の車をここまでもってきたのは、まぎれもなく角田選手のフィードバックのはずです。また車が鈍足時代に貴重なポイントをもぎ取ってきたのは角田選手ですよ!本当にチーム戦略に恵まれません。ローソン選手がピットに入って5週あとにようやく角田選手がハードタイヤに変えます。

これでタイヤとして有利な状況にはなりましたが、鈴鹿サーキットの本質は抜けないコースです。同じマシンで走っているローソン選手より抜群によいペースなのですがチームオーダーもありません。チームはみすみす、角田選手のタイヤがいい状態を捨てにいっています。これ本当にポイントほしいんですか?

フェルスタッペン選手が角田選手にとどめ!

そして、ある意味もはやレースに参加していない、1位独走のフェルスタッペン選手。最終ラップで角田選手、ローソン選手をまとめて周回遅れにしていきます。この時点で角田選手とローソン選手の勝負は決まりました…日本グランプリでポイント獲得を期待できた角田選手は12位と切ない結果で終わってしまいました。

結果は1位フェルスタッペン選手となり、ほぼ一人でコンストラクターズタイトルをもぎ取ってしまいましたよ。すごい圧勝です。そのほかの表彰台争いはかなり面白くノリス選手とラッセル選手の頭脳戦が非常に面白かったです。ラッセル選手が1ストップ作戦であることを知るとノリス選手はチームに警告。「このままレースを捨てるの?」と意味深発言。発言した当時の状況は同じチームのピアストリ選手に抑えられていたノリス選手です。自分のほうが速いので、先に行かないとラッセルに表彰台を奪われることを運転しながら想像したんですね。これ本当にすごいと感心しました。チームはその発言があったから!?なのか計算しなおしてチームオーダーを発動します。

前に出たノリス選手はペースアップしてラッセルにとどめを刺した展開です。53週を周回するドライバーが個人としてもしっかりとレースの全体像、自分の立ち位置を把握して行動している瞬間です。

最終的な順位は写真でどうぞ…

ということで、決勝レースの模様を記事に書かせて頂きました。決勝日のイベントはまだあります。レース後の話はまた次の記事で書かせて頂きます。

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