大学時代は新聞奨学生!苦労人?

 私は大学を親元離れて通っています。これを話すと驚く方が多いのですが親から一銭も学費を出してもらうことができず自費で4年生大学に通い卒業しています。(心の声としては「すごいだろー!」「ほめて!ほめて!」です)

 ちなみに生活費も自費ですよ。どのように通ったかというと「新聞奨学生制度」という制度を利用して通ったのです。皆さん知らないですよね…そんな制度は…

ちなみに、この制度を利用すると学費4年分を全額を所属の新聞配達事務所より支払ってもらえます。そして別途、月額12万円程度の給料と年2回10万円程度の賞与がでました。さらにアパート家賃が無料という状況!これだけ聞くとみんな「やりたい」と必ず言ってきましたよ。しかし甘くない!

朝は2:30に起床ですよ!

 やることは新聞配達ですよ。おそらく今、この記事を読んでくださる方の大半が想像している生活です。朝起きるのは午前2時30分です。(それは朝と呼ぶのか?)配る部数は200部前後です。朝刊なんでチラシ折込です。自転車に乗り切んないです。ちなみにバイクでの配達ではなく自転車ですよ!坂道なんのその、台風上等、雪でも配る毎日です。元旦のチラシは厚すぎて、お客さんの家のポスト破壊してしまいました。だって入んないんだもん。プロ野球の優勝決定付近のは「早く優勝きまれよ!」の祈祷です。優勝セールのチラシを臨時で入れなくてはならなくて大変なんですよ。延長入ってしまうと平気で22時頃試合が終わるので、起きてなきゃいけない、遊びにいけないの拘束ですよ。あれは・・・・ちなみに朝は起きなきゃいけないプレッシャーで40歳になった今でも、トラックが荷台を開ける音やシャッターを開ける音で目が覚める癖がついていますし、その当時の夢を見ることもあります。すげぇな…

気になる寮は…

住込みなので住処である寮はというと…都心のど真ん中の部屋であろうかというくらいボロボロの四畳半です。エアコンなし!風呂なし!トイレ共同!洗面スペースも共同!キッチンなし!すげぇな…シャワーや洗濯機は共同であったのですが、所長と言われる販売店の長が睨みを聞かせて使わせない!ひどい…なので銭湯やコインランドリーにいくのは当たりまえでしたよ。そして何より人間が悪い…。新聞配達をしている人間のイメージってどうですかね?あんまりよくないですよね?私のように学生もいるのですが悪い大人もいるんです。新聞配達は住込みで働ける、そして特に面接もしない、そして住所変更もしない状態でした。つまりは悪いことした人のたまり場になってしまうんですよね。借金とりから逃げ回っている人、酒好きギャンブルの遊び人、いけない薬をしている人もいましたよ。すげぇな…

お金はたまりやすいので人に言えない背景の人が一念発起で入店するのですが、最短3日でトンだ大人を見ております。(この最短記録者はなんでも大学駅伝部の経験者であったそうですが…)

灼熱、激闘の夕刊配達

14時30分くらいになると夕刊配達です。夕刊が印刷されて販売所に到着するまでに翌日の朝刊に織り込むチラシを準備して待ちます。このセット組を当番制で回すのですが機械で行うものの下手な奴がセットするとまぁ大変。針でひっかけてチラシセットとつくるのでボロボロ。うまくできていないとダブっているチラシを抜き取る作業が発生。もういやでした。夕刊の部数は朝刊と比較して少なくなります。自分は150部くらいでした。朝刊と比べ楽なんけど時間帯がやばいです。正直朝のほうが楽です。まず夕刊の時間帯は人間が普通に活動している時間帯です。はっきり言いて歩行者が邪魔です。私は昭和女子大学がある近辺が配達担当であったのですが下校時刻と重なり国道246号逆走しないと前に進めない事態です。たまに警察の方に注意されましたが、こっちなんとかならないですか?というと苦笑い。みんなでやればなんちゃらって本当でしたね。そして夏はさらに地獄ですよ。テレビなので「激しい運動は控えてください」って言っているそばから、自転車をストップ&ゴーの繰り返しでダッシュを繰り返す。もう汗だくですよ。ちなみに1年目は激しすぎて体重が激落ちです。伸長170㎝の男が50㎏を切りました。当時のボクシング亀田三兄弟の長男、亀田興毅選手と一緒でしたね。すげぇな…

憂鬱な月末月初…集金期間

配達以外にも業務があって、集金業務も行っていました。「振込がほとんどなんで」と言われた面談の時の言葉「嘘だぁー!!」80%くらい集金でした。理由は都会の人達はケチなのかサービス品のチケットや洗剤をせびるせびる…振込にしてしまうとこのもらうチャンスを逃すことをしっているので契約も3か月と短く、贔屓にしている新聞がなければ3か月ごとに新聞を切り替える家も多かったです。ただこのサービス品、私がしっている限りでは販売所が購入してお客さんに配っています。なので店の財力がなければ、もうチンケです。行政区画によって販売所のエリアも変わるので財力のある店とない店の境目がもう要求がひどい。ちなみに私はもちろん財力ないほうでしたよ。もっているもの全部見せたこともあります。信用してくれないので。あと金払いの悪い「チンピラ」本筋のヤクザさんよりたちが悪いです。ヤクザさんは一般人には基本、丁寧で金払いはすごくよいです。ひどいのは「チンピラ」酒臭い、威張る、暴言をはくなどおかしい人です。何事も中途半端な人は虚勢をはってしまうんですね…

こんな苦行の集金業務も一軒一軒回る作業。ただ家にいる時間帯は限られているため短期勝負でした。配っている区域が団地、マンションだったので基本的に昼間は人がいない家が多く、夜が勝負だったですね。一軒家が多い地域だと、裕福なのか昼間でも人がいて集金がしやすいのですが、私の担当区域は地獄でしたよ。

耐えた者たち…そして伝説へ…

こんな生活を大学4年間貫きとおしました。おかげ様で彼女なし、清らかな体で学生を終えました。そして1年生の新聞奨学生入社式にいたメンバー4年通した鍛え抜かれた人間は私が所属した会社だと11名と削り取られておりました。最初は何人いたのか覚えていないのですが400名くらいいた記憶です。なんで11名と分かったのかというと、4年目に新聞社が負担するご褒美旅行あるんですね。旅行先はオーストラリアです。お小遣いも5万円くらいでた記憶があります。その参加者11名だったんです。すげぇな…

こんあ感じで4年生大学を卒業しました。配達で階段をダッシュしすぎて膝を負傷しましたがそのほかは健康です!ただ、あまり勉強できなかったことと、就活に乗り遅れた自分は公認会計士を目指すべく、この後専門学校に通うことになります。

この時期に身に着けたスキルは…そうでね…天気を読むこと!ですかね。夕立や台風のひどい時間帯を避けるために必死で天気図を見てました。風向き、雲の流れからあと、どれ位でひどくなるかとかを素人ながら読んでいたら大体は当たるようになっていたんですね。毎日みることの大切さと、習慣の恐ろしさですね…すげぇな…

こうやって振り返るといろんな経験しておりますね。自分で思います。公認会計士を目指す専門学校編はまた後日、記事にさせて頂きます。では、また次回まで…

大船ごはん①「地元酒場あじと」

はじめに・・・

今回は私の地元、鎌倉市大船にある個人的うまい店を紹介していきます。なんでこんなテーマにしたかと言うと、地元の大船商店街はテレビ東京のアド街ック天国に取り上げられるくらいの有名な商店街なのですが、コロナの影響もあってか馴染みのお店が閉店していってしまう現状。すべてはコロナのせいではないのでしょうがつい直近でもかなり贔屓にしていた「マルシェ」というケーキ屋さんが閉店してしまいました。知名度的には大船は「カルヴァ」王国となっているのですが、有名なせいか地元民にやさしくない値段にどんどんなっていってしまい、個人的にはただ有名なだけのお店になってしまったのが残念でした。そこで新しく名コンビの夫婦?(夫婦かどうかは定かではない)が始めた「マルシェ」が値段と人柄と味がものすごく好みだったのでですが、まさかの閉店…。経済政策のために配られた商品券もほぼその店に使ったくらい応援していたのに…

決意!

ということで、地元の閉店してほしくない個人的にうまい!と思うお店を記事にしていき応援していこうと考えての出筆活動です。栄えある1回目はかなり迷ったのですが、「地元酒場あじと」です。

※お店のURLは⇒https://ajito-ohuna.com/

この記事に起こすまえもGoogleの口コミに投稿もしてあり★5つにしています。基本自分の好きな店は★5にしてしまいますがね…

きっかけは…

「あじと」を知ったきっかけは地元のお祭り「大船祭り」です。このお祭りは普段入りにくいお店や知らないお店が露店で出店するので少量で少しずつお試しでお店の特徴のある料理を食べれるのでかなり気に入っているお祭りです。めちゃくちゃ並びますけどね…。そのお祭りでたまたまお目にかかった言葉「ジビエ」、獣肉に興味があった私としては一目散に並びました。お昼前なのにお目当ての鹿肉の串焼きが残り10本…食することができるか?危なかったのですがギリセーフ。そんなイベント!?的な要素にも縁を感じてリアル店舗にも足を運んでみました。

「地元酒場あじと」ジビエ料理 ランチ営業にて来訪です

お店は2階にあります。こんなのぼりが目印です。2階に上がると入口前にも下のような看板がありますよ。初回は入るのドッキドキでした(笑)

この看板を正面に左側が入口となります。夜は酒場ともなるのでBARのような雰囲気です。切り盛りはご夫婦なのかな?男性と女性の2人でこの時間を営業をしているようですね。Google口コミにもキチンとお礼返信を書いてくれてアイドルの推しから反応があったような気持ちになり嬉しかったです。

本日の注文は…「鹿肉のハヤシライスセット」1,100円です!

鹿と熊?の合挽肉のチーズカレーと迷ったのですが、夕飯がカレーを作ると妻から聞いていたため、ハヤシライスにしました。今度は食べてやる!訪れた時間帯に先客もいて、他の人が注文している料理も興味深々、、、怪しい人にならないようにこっそり見る。ハンバーグ上手そう。ハンバーガーすごいなあと感心して家族で来訪したい思いも一気に上がりました。そして出てきた料理がまずセットのサラダです。ドレッシングが「クリーム」「バーニャカウダ」「シーザー」の三種から好きなものを好きな量をかけて食せます。本日は「バーニャカウダ」ドレッシングで頂きます。食レポが慣れていなくて少し食べてから写真をとることになってしまいましたが、ご容赦ください。

「地元酒場あじと:セットのサラダ」

そして次にセットのスープです。前に来訪したときは味噌仕立てのスープでした。その時も獣肉の出汁が取れたおいしいスープだったのですが、今回はカレー仕立てのスープです。はっきり言って「旨し!」単品料理でも行けるのではないかと思うくらい美味しかったです。お代わりしたかった…。このスープは時期で変わってしまうのであろうか…楽しみであり、名残りおしい味。ヘビーリピートを誘っているのであろうか…

「地元酒場あじと:セットのスープ」

そしていよいよメインの登場です。「鹿肉のハヤシライス」の登場です!40歳のおじさんには眩しいくらいのおしゃれ感のある盛り付けである。サラダにも入っていたと思われる甘い鎌倉野菜が盛り付けですかね?詳しくないので、お店にって確認してください。ハヤシライスなのでデミグラスソース?のような甘いソースに少し酸味があるルーは想像していましたがなにより濃くがありますね。濃厚でしたよ。ライスもただの白米でなく雑穀米なのか豆!?の触感も感じられて時折、カリっとした感じ。楽しめます。何より純粋にうまいです。以前食べた猪肉のステーキのときも感じたのですが肉に臭みが本当にないです。ジビエは臭み楽しむものだという方はちょっと違うと感じるのかもしれないのですが、素人の私はこれが旨いと思います。変に抵抗なく食べれますよ。本当に「旨し!」です。写真は本当にすいません。レポが慣れていなくて崩した後に写真撮っていないことに気づいています。申し訳ありません

「地元酒場あじと:鹿肉のハヤシライス」

以上、休日のランチとして大満足のお店でした。また食べにいきます!こんな感じで地元大船の愛すべき、そして閉店してほしくない個人的グルメ店を記事にしますので暇つぶしにお読みください。大船にいらっしゃった際にはぜひ「地元酒場あじと」ジビエ料理をお楽しみください。夜は酒場にもなっています。昼夜問わず食を楽しめるお店です。人気が出てきたら紹介するのはやめますがね…次回はラーメンにする予定です。

「大船こはん②」でラーメン記事書きました。よろしければお読みください