退職まで2週間のという時間軸となり、退職時の恒例イベントといいえば送別会ですね。今回私は、送別会の主賓として招かれましたのでその状況をここに綴っておきたいと思います。
プレゼントの探り…
送別会の本番状況の前に、その時に渡すプレゼントの探りが入りました。私は今回の転職で5回目となるイベントです。なんか気を使わせたくなかったので、「あぁ、お約束の話ですね(笑)」とサバサバと対応させて頂きました。こういうシュチエーションも慣れてしまったものと実感しました。そしてプレゼントのリクエストは既に考えてあったものをおねだりすることにしました。そのおねだり品はずばり「電卓」です!
ただ、それなりのお値段する「電卓」であることもあり、通常で買うと8,800円と贈り物としては割と高額品かもしれないと気を使ってしまったものの思い切ってお願いしました。一応は第二候補としてはテンキーをおねだりしております。さぁ!買ってもらえるのか楽しみです…
送別会当日
そしていよいよ送別会当日を迎えます。時間は守らなければなりませんが早く行き過ぎると、それはそれで気まずい…会をしてくれる人たちは仕事をしてその後に会場であるお店に到着するので、お店についたものの少し時間調整をするために周囲を歩きます。この送別会は私にとって一番嫌なイベントであるため、時間をつぶしている間に何度かため息が漏れてしまいます。
そんな感じで時間をつぶしていると、時間は良い感じに進み、いよいよ入店です。予測は恐らく数人が先に到着しており、一番位が高い上席は仕事が忙しいので遅れてくるはず…そんな想像をしながらエレベーターが上昇していきます。お店の階に到着すると、早速迷います。お店のコンセプトが凝りすぎていて入口がわかりません。3分くらいお店の前で右往左往していましたが、センサーがあるのかお店の人が出てきて何事もなかったかのように案内されます。恥ずかしいですね…
そしてお店の中にようやく入店できました。予測は的中です。私を含めて7人の会、そのうち3人が既に入店しておりました。まずは会に来てくれたことに感謝を述べていきます。そしていざ着席となりますが、この店をチョイスした人に恐れ多くも疑問です。この店、女子会向けのお店で全然、落ち着かないです!座席もパイプペットを繋ぎ合わせたような場所となり、非常に座り辛い!送別会をやって頂いている身でありながら恐縮ですが、心の中では怒りの気持ちになっていました。
それはさておき…
そんな座り辛い座席はさておき、そもそも私が所属しているメンバーは上司を含めて4人のチームです。1人は子育て時短中であるため出席はまぁ、しないだろうと思っておりその通りでした。したがって私含めて現チームは3人です。そこを4名のメンバーが駆けつけてくれました。全員、私が長をさせて頂いたときの当時の上席とメンバー、そして別部署で良く仕事をしていた経営企画の方でした。旧組織のメンバーは正直、別れ方が良くなかったこと、そして私自身が元同じチームとかで情がなく離れたたら、てんで音信不通、仕事でからまない人間関係をバッサリ切り落としていたこともありかなり疎遠になっていました。正直、よく集まったものだと感心しましたよ。旧組織時代の昔話をつまみにある程度は盛り上がった会になったのではないでしょうか…
そして、いよいよおねだりしていたプレゼント贈呈のお時間がやってまいりました…期待通りに「電卓」を購入してくれたのかな?
がっかりです…
結果はなんと!がっかりです!あれ、何が欲しいか聞いてきたのは何だったの?第二候補も没ですか!頂くものに文句は言ってはいけないことは重々承知なのですが、頂いたのは「ハースF1チームキャップ」でした…なぜハースとも思ってしまったのですが、色が黒を基調としているのでかぶりやすいからなんだろうな…それにしてもなぜ「電卓」で無かったのだろう…。そしてF1のキャップの方が高くついたであろうに…
というような感じで困惑は隠せないのですが、とりあえず頂きものです。お礼を言っておきます。「有難うございました!」
送別会が終わると本当にあとは時間が経過するのを待つばかり。お世話になった方々へ退職を伝えそして思い出話にふけるこの頃です。微妙な関係であった人には挨拶をするか非常に迷うのですが、結婚式の席次と同じようにあの人に挨拶したら、あの人にも挨拶しておかないとなど、もう退職するのでどうでも良いと思われる人間関係の調整に気遣いながら過ごしております。いよいよ新しい職場への気持ちも再度上がってきました。モチベーションと緩んだメンタルに鞭をうって最悪の状況を想像して初出勤まで心を整えていこうと思います。