転職して1か月

転職活動をへて心機一転、新しい職場での人生を再スタートさせて早くも1か月となります。今回は直近の状況などを綴っていきたいと思います。

慣れない職場の空気

新しい職場は10人以上の大所帯の部署になります。これまでほぼ1人で属人化した組織に所属していた私は不慣れなチームでの業務を行うことになります。ただ入社してみて感じたことは、コミュニケーションの圧倒的な少なさです。正直、面接時の時は在宅ワークは悪のような空気感で喋っていた印象なのですが、新しい職場に踏み込んでみると在宅ワークをしていない人間の方が少数派です。

週五日間のうち、三日間は在宅でいないような人間も多数います。また事務所内はシーンと空気の音やタイピングの音を感じ取れるくらい静かです。雑談、上司同僚への相談もこの空気だと非常にやり辛い感じがものすごくします。この状況は非常に驚きました。一人ひとりがその道のプロフェッショナルであると思うのですが、全体が個人主義すぎます。またフォルダ内に格納されている資料も規則性がなくバラバラ、マニュアル類もなさそうでその場限りで個人個人が業務にあたっているようでした。どうりでこれでは人が多いはずと正直感じました。効率が悪すぎるんです。聞いたところ役割が変わると、引継ぎ者はガラリとやり方を変えてしまうらしくて、踏襲する文化はなさそうです。こんな状況じゃ、定型業務も早くは終わりませんよね…

メールも驚くほど少なく、チャットでやり取りです。チャットでやり取りは良いとして、連絡が個人対個人で行うため共有の文化や、仕事の流れも見えるかになっていません。すごい職場です。

そんな状況でありましたが、私はいい意味で空気を読まずに、ガンガン雑談をしていきます。話しかけると意外と話す方もいれば、苦手そうな方もいる状況です。息がつまります。そんな感じで過ごす1か月となり疲れましたよ…。

特に仕事はなく、まずはインプット

そして、聞いたところによると定型的な仕事はなく、新しくゼロから構築していくようです。それは頑張ります!で終わるのですが、如何せん何が課題なのか会話や、残っている資料がなさ過ぎてとっかかりがつかめません。規定類や数値、指標類を一旦自分で全て洗いざらし抽出していくことが当面の状況と理解して慣れないシステムをいじりながらデータを加工していきます。インプットが多いのでかなりストレスです。成果物がしばらくない状況なので、「仕事していない」感覚となり、それもまたストレスになりました。

注文を受けたのは2つ

そんな自分の様子をみてか、はたまた「あなたの実力を見せてもらおうか」の力試しなのか真意は不明ですが、私に2つの課題、オーダーが来ました。1つ目は店舗視察レポート、2つ目はある事業の上期と下期の収益状況の可視化です。

1つ目の課題は店舗視察レポートと言うことで、単純に研修の一環となります。レポート資料の作成を通じて、私のアウトプットスピードと資料作りのセンスやトンマナを確認するために行われていると感じました。そう感じた私は視察後、その当日に資料を仕上げて、早速報告の場をセットして即完しました!自分の作成物について要求レベルとどれだけ乖離があったのかを個人的にも聞きたくて逆質問ではないのですが感想を求めました。返答は「問題ないレベル。この会社内でも上手い方の部類だと思う」とお褒めの言葉でした。「このレベルなら安心して作成は任せらそう」とお言葉を頂き、ひとまず安心です。

2つ目の内容は、不調事業の数値分析をしたうえで状況の可視化です。これは自部門以外の部署と初めて連携をする機会となりました。これはコミュニケーションの温度感とそもそも1か月たたない私が数値状況をしっかり理解しているわけではないので、未知の状況に対するオーダーにどのように対応するかを試されていると私は理解しました。一旦は自分で数字を全てグラフ等に可視化して仮説を立てました。そのうえで連携を促された部署とのコミュニケーションに挑んでいます。また1日ごとにその日の進捗状況を共有して方向性にズレがないかを細かく上司に確認しながら進めています。このオーダーもグラフを丁寧に作成しかつ、スピード感をもって進めたつもりですが、自分としての反省は、他にタスクを抱えていないので少し時間をかけ過ぎたかもしれないです。

ただ、一応はこのグラフやレポートは会議資料には採用されて役員が目に通す場所までいく流れになったようです。タスククローズ後に社外研修や初めての在宅勤務などもあったため上司と直接会っておらず感触は判明していません。上司も含めて求められているところが曖昧な状況なので、こうやって壁打ちしながら基準を養っていくしかないのですが、ただただ不安ですね…

進むしかない

1か月はこんな状況ではあり不安もまだまだあります。しかしもう進むしかないことですし、先が見えてこないのであれば、自ら情報を集めて明確にするしかないです!できることを最大限にまずは実行して転職先での自分のポジションを作ることに終始しそうな状況ですが、次の目線は3ヶ月、そして6か月と頑張って行こうと考えております!

転職会議

初出勤日

退職して物思いにふける間もなく、退職日の2日後には新天地への入社日を迎えました。今回はその様子を綴らせて頂きます。

交通機関の遅延でピンチ!

初出勤の初日は大変、気持ちとしてはヒヤヒヤするスタートとなりました。今回の会社は電車通勤となるのですが初日ということもあり心に余裕をもって行こうと考えてました。しかし何とトラブルです。利用する路線が人身事故が早朝にあったらしくて復旧はしたものの遅延とのことです。この日は30分前には勤務先の最寄り駅に到着しておく計算で予定を立てていたので、すでに復旧していることもあり地元を出る時点ではあまり心配はしていませんでした。

しかし都内に電車が進むにつれて、ノロノロ運転や一時停止となり車内放送でも「先行する列車が詰まっている」とのことです。普段、利用しなれていない路線のためか、駅から駅の通常移動時間が把握できておらず間に合わなくなる判断がつきません。放送では20分遅れ、25分遅れとどんどん遅延時間が増加していく状況です。

覚悟を決めて間に合わない判断をして、初出勤ながら遅延連絡をする始末となってしまいました。その連絡も連絡先が携帯電話に入っておらず、どこに連絡するかが素早く出てきません。唯一メモっていた人事担当の連絡先を見つけ出し言葉を慎重に選びながら遅延連絡メールを作成していきます。作成を完了してセルフチェック、関係性や社内の空気感がわかっていませんので言葉を丁寧に選び修正、そして送信しました。

ドキドキしながら返信を待ちつつ、電車はゆっくりと進んでいきます。返信が来る前に目的の駅には到着です。以前、通勤シミュレーションをしていたのですが、駅から会社までは15分くらいの感覚です。そして約束の時間まで残り13分という状況でした。早歩き、もしくは一部走れば間に合うかもしれないという思いで急ぎ、早歩きです。

幸いにも駅が混雑しておらず、早歩きできます。そして終始早歩きを継続して勤務先の会社へは8分くらいで到着することができました。なんだかんだ言って5分前に到着することができ受付にて約束していた部署へ連絡。無事に初出勤のミッションが完了です。そのあと、担当者とのネタ話にもなったことはよかったです。

午前中の入社説明

そして、休む間もなく午前中は中途採用向けの入社説明です。新しい勤怠システムやメールツール、組織説明などインプット量が膨大過ぎて脳みそがパンパンでしたよ。そして不幸は続くのか、貸与されたPCは初日からガタツキがひどく、「F8キー」がポロリと落ちました。人事担当にそれを伝えると、力ずくで戻されその場は終了しましたが、その後、午後にあった上長面談時にポロリと破損、そしてパーツを紛失するという最悪のケースです。キートップが外れたためPCの機能としては活用できるのですが、初日から破損品を使い続けなければならない状況となりました。

会社が変わると、使うシステム、メール文化など様々なことが一気にリセットされます。また社内の業務フローやもリセットされるのでこの変化に慣れることも転職したあとに割と苦しむところですね。PCの能力も当然、前職の会社とは違うのでスペックが落ちると、前職で行っていた仕事のリズムが崩れて大いにストレスになります。

午後は上長面談

午後については、上長からも入社面談がありました。今度の会社は10名以上で部署が構成されている状況なので、派遣さんや社員さん、そして各々の役割など説明されましたが、正直追いつきません。会社概要も再度説明を受けましたが、すでに脳みそが力尽きていて内容が入ってきません。質問も正直浮かんでこないです。

上長から一人ひとりを紹介されていくものの、こんなに特殊な苗字の人が多いのも珍しくない?と思うくらい読み方が難しい。席次表をもらった後は、個別に自分から挨拶として周り、顔と名前を一致させることを目標にしていくことを心に決めた初日でした。

バタバタしましたが…

バタバタしましたが、無事に初日を終えることができました。私の両隣は派遣さんです。右隣の派遣さんは癖が強い印象があったので警戒しながら業務をしていく。会社は想像していたより共有の意識がなさそうなので自分で情報を取りにいかないとこの先の自分の仕事に影響が出る恐れがる…など警戒をしつつまずは一週間を過ごそうと考えています。中途でも新卒でも最初の半年くらいは様子見で優しいとのことなので、半年後に自分が困らないように、時間に余裕があるうちに情報を集めて、自分の仕事環境を整えていこうと思いました!

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