人生5回目の転職_退職まで2か月の心境

人生において、職場での退職は大きな節目であり、さまざまな感情が交錯する時期です。退職まで残すところあと2か月となったこの時点で、私の心境の変化、引継ぎの面倒さ、そして同僚との距離感について記事にしてみたいと思います。

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心境の変化

退職が迫っているという事実は、初めてその意味を深く感じさせてくれる瞬間でもあります。長い間、同じ職場で働いてきたことで築いた関係や習慣があるため、離れることが実感として心に迫るのです。最初はワクワクや新たな可能性への期待が先行しますが、徐々に別れの寂しさや不安が顔を出すこともあります。自分がどれだけ職場に根を下ろしていたのか、そうした実感が次第に芽生えてくるのです。

引継ぎの面倒さ

退職と言えば引継ぎ作業がつきものですが、これが意外にも一番の悩みどころとなります。業務の詳細を整理し、次の担当者にスムーズにバトンを渡すためには、情報の整理と伝達が欠かせません。しかし、業務の内容や裏側に関する情報は、言葉だけでは伝えきれない部分も多いのが実情です。そのため、経験と知識の引き継ぎには手間と時間がかかります。

また、引継ぎの過程で自分が気づかなかった業務の隠れた部分や、他人にはなかなか理解されにくいトラブルシューティングのノウハウなども、大切な情報となります。こうした情報の共有は、チームの円滑な運営を保つために不可欠ですが、同時にその過程で自分の存在がどれだけ重要だったかを実感する瞬間でもあります。ただ退職する事実としてモチベーションが正直言うと湧きません。これキチンと責任感をもって引継ぎできる人は世の中どれくらい存在するもんなんでしょうか?だれかご存じの方教えてください。そんな調査を載せてあるサイトでもよいです…ということで自分の人間としてのダメさ加減に少し心配になっている状況でもあります。

同僚との距離感

職場での人間関係は、退職を機に大きな変化を迎えます。同僚たちとの関係は、仕事を通じて培われた友情や信頼が根底にあるものが多いため、退職後の連絡先の交換や、今後の交流のあり方を考えることが必要になります。

また、同僚たちとの距離感には微妙な変化も見られるかもしれません。自分が退職することで、現在のチームのバランスや雰囲気に変化が生じることも考えられます。これは避けがたい事実ですが、同僚たちとの関係が変わることで新たな視点や出会いが生まれる可能性もあることを忘れてはなりません。また、同僚以外の方とも以外な心のふれあいも正直発生しています。以外な人から声をかけてもらったり、自分の退職の影響により玉突き人事が発生していたりと自分の会社への影響度がここで計ることができましたね…。最後になって貴重な言葉をもらうのは非常に残念です。

まとめ

退職まであと2か月というタイミングは、さまざまな感情が入り混じる複雑な時期です。心境の変化には喜びと寂しさ、引継ぎの面倒さには責任感と手間が、同僚との距離感には感謝と未来への期待が交錯しています。この過渡期を大切に、仕事への感謝と同時に、新たなステージへの胸襟を開いてみることが大切かもしれません。これからの数か月間、様々な思いを抱えながら、新たな一歩を踏み出していく準備を整えていくことでしょう。

転職会議

人生5回目の転職_退職経緯②

退職経緯から少し時間が空いてしまいましたが、今回はその続きを記事に起こしていきたいと思います。このシリーズ書き始めて思ったのですが、どうしても愚痴になっていきますね…転職活動を始めるときに割と自己分析したつもりでいたのですが本当の転職理由の本質がここに書いている記事の内容なんでしょうね…キャリアアップとか自分にとって都合の良い言葉、他社からもマイナスイメージでない言葉で面接とかも挑んでいましたが改めて書いていると自分の本質というか要求が見えてきたという現状の感想です。

退職経緯①では…

さて、前回の記事では今回の転職に至った経緯として会社の昇給チャレンジイベントによる会社根本の背景であることを中心に書いておりました。これが本当に私にとって大きいことでしたので一番の決意のきっかけです!今回の記事もこれがらみから派生している内容となります。昇給チャレンジについては、話が合わない第三者評価者と上長がこれから会社で過ごすうえで、取り組んでほしい業務内容を昇給するためのマインドの変化を起こさせると同時にある意味コミットさせるイベントの性質もあります。

会社から求められる課題は「育成」の意識

今回の1年間の面談を通して求められていくのは、ずばり!「育成」です。この会社は「人財」を「人財」と書いている会社です。まぁ、正直に言ってしまえばブラックくさい感じは受けると思います。ただ私自身はあまりこれに関しては抵抗はない世代です。あまり気にしません。求めらる内容についても、企業が大きくなることを真剣に自分なりに考えていくと、違和感なくごもっともの内容なので要求される理由もわかります。しかし、ここが会社の考えと違ったしまっている点なのです。会社側は「人財育成は職位関係なく誰もが行うこと」私の考えは「人財育成も業務であり、それを要求するのであれば職位が欲しい」という立場です。私の仕事観の中で部長、課長など職位をもつ管理職は育成にコミットするべきと考えています。したがって職位のない、そして今後も与えられない状況の中で、事業全体と言う広大な範囲の育成、研修制度の構築に従事すること、求めらることはおかしいと考えていました。

自分の将来は専門性を身に着けたい!

また、私はオールラウンダーになるよりその道のスペシャリストを目指していることを宣言していました。その思考は上司も認知しているにも関わらず研修の立案など人事のようなことを次の昇給に対して求めてきたのです。私は分析思考が強く、学者のような気質をもっています。この気質は上司が私に行ったストレングスファインダーでも明らかになっていることです。その強みを最大限に伸ばして、数値関連の分析、専門家になっていきたい自分にとっては将来の方向性がまるで違っていると考えてしまいました。

上司曰く、「数値分析についてはもう十分であり社内でもトップクラスであることは認識している。」とのこと。しかし私の認識は、まだまだ社内にくすぶっている数値を掘り起こし現実を明らかにしていきたい。いろいろな数字を見るチャンスがあり、それが自分の伸びしろと考えていました。

そして、求められてくる業務が増えるということは、現状の業務を手放すこともしなければなりません。現状の業務を抱えたまま、会社に求められ来る育成、研修構造の構築を作っていくことはキャパとして不可能です。なのでこの会社からの要求は事実上の業務転換と理解しました。

言っている事とやっている事の違いもストレス

このような話が面談中にもあったこともあり、一度は飲み込んで会社から求められる育成、研修構築に力を入れた時期もありました。しかし当然、今後の自分に何がプラスになるのか腹落ちしていない状況もあったため、モチベーションが上がらずやる気になりません。またトライアルで企画する研修も、受講する側の態度、姿勢が「なんでこんなことをしなきゃいけないの?」の感じがものすごく出ており嫌な気持ちになります。上司から行う必要性がメンバーに当然浸透がなく、受講する側もやらされ感丸出しとなります。

また、せっかく一旦飲み込んで、ある程度覚悟をもって業務を研修構築向けにもっていっている自分に上司が邪魔をしてきます。これまでやってきた数値関連の分析業務を私に依頼してくるのです!しかも私がやることが当たり前のように依頼をしてきます。当然、工数もない状況である事と、業務の力の重心を数値でなく、研修育成にシフトしている状況なので依頼物に対する対応も雑になります。それが気に食わないのか上司も私の仕事に対して文句を言ってきます。会議体の中で私1人をターゲットにして詰められたこともあります。私も反論はしており今の役割は数値でないはず。その状況で依頼をしてきて内容に文句を私に言ってくるのはおかしい!このような食い違いが複数回発生していたため、私の上司に対する対応もどんどん変化していきました。正直に仕事がやり辛い、ストレスがものすごかったです。

将来を想像する…

私が行っていた仕事、数値分析については後任、補充の話もなく時間が過ぎ去るばかりの状況でした。しかし上司の対応は変わらない。こんな状態が続く中で半年が過ぎて昇給チャレンジの最終面談日を迎えました。まず第三者面談からの話をしますと何ら変わりなく、言われたことは「管理部門として次のグレードは贅沢、言動は変化しているがあと3年は今のグレードで頑張ったほうが良いと思う」とのことで事実上不合格宣言です。この評価表明の中で一番許せなかったのが、やはり出てきた管理部門軽視の「贅沢」という能力とは関係のない話で不合格となっていた点です。最終的には直属上司の判断で昇給の決済はできるのですが上司も最終面談の場でグループ内での管理部門の立ち位置とそもそも管理部門で私が目指す次のグレード等級は珍しい旨を話してきました。また私も正直にものを言ってしまうため、「会社から求められている育成、研修業務構築は理解したが、数値分析担当としてやりたい気持ちもまだある。業務を切り替える覚悟はまだない」との胸の内も話しました。その際に上司は、やりたくないのであれば別から違う人間を引っ張ってこなくてはならない旨を話、私でなくても別によい旨を話出しました。正直、業務を変更してまで私にやってほしい何か理由があることを想像して、その言葉を期待してしまっていた自分もいたのですが、結局「誰でもよい」の話を聞いてしまったことは大きくショックを受けたのを覚えています。このような上司とのやり取りが、40歳を迎えて、会社にとどまると残り定年まで25年ある自分の将来を深く暗いイメージにさせたことになります。

気持ちは転職へ…

このような気持ちの変化が、他の会社で今の自分の仕事でできそうなところ、管理部門を軽視せず昇給のチャンスがまだあるところということを希望して転職活動に踏み切ることになったのです。最初は軽い気持ちで今の自分の能力でどの程度の条件でオファーや内定があるのか市場価値を知ることのつもりで転職サイトに登録をしています。今度この転職活動の状況を記事にさせて頂きますね。今回はここまでとなります。最後まで読んで頂き有難うございました。