人生5回目の退職交渉_1回目

☆彡内定受諾後のウキウキからの罪悪感

前回の準備編に続き、いよいよ初めて上司に胸の内を打ち明ける瞬間がやってきました!切り出しへの緊張とドキドキが押し寄せております。

まず場のセットをしなければならないのですが、いろいろ考えた末に今回は業務の打ち合わせで一度場をセットしてその打ち合わせ終了後に切り出すことにしました。対面での場を意識セットしたので、ゆっくり話を聞いてもらうために上司がその後用事がないタイミングと考えて定時終了後の30分の時間をセット。会議室もばっちり抑えて準備万端で迎えた当日にまさかのことが…

上司が体調を崩したため、なんとWEBでのミーティングとなってしまったのです。対面で話すことにこだわってしまい、ギリギリまで退職を打ち明けるのはリスケするべきかかなり迷いました。しかし準備編でも書かせて頂いた思いのとおり、残るメンバーへの迷惑や影響範囲を考えてなるべく早く退職の意志を伝えることを心がけてWEBでのミーティングとなりましたが切り出すことを決意しました。

( ノД`)シクシク…業務の話をしていくときの罪悪感がすごい…

あくまで、場のセットは業務相談としていたため、実際に行っていた業務の相談を2件行いました。1件目の相談にて私自身の考えを述べて上司と今後の進め方をすり合わせていきます。タスク量としては在籍している間に終わらせる内容であったのであくまで自分は当事者意識をもって会話していました。しかし話が膨らんできて、今期末の話や2年後、3年後を見据えた時間軸で話が進んでいきます。その長期的(自分は退職している想定の時期)への内容に同意を求めてきたり、〇〇をやってほしいなどコミットを求められていくなかで私自身、この後すぐ退職の話をする前提の頭では二つ返事や「やります」と言えません…私への同意、返事を求めるつど、返事をしない自分が作ったへんな間が過ぎていきます。その様子をみておかしいと感じたのかさらに、将来的な話をして自分に同意を求めてきます。心の中で何度も「自分その時はいないんです。申し訳ない」と何度も謝りました。上司との人間関係が悪く退職を決意したわけではなく、上司や職場にはかなり恩義も感じています。ただ、ただ…辛いです。

耐えきれず…切り出す

上司が歯切れの悪い返事、応答をする私をみて業務の話をまた別の機会へと伸ばそうと提案をしたその時、私はついに退職の意志を切り出しました。

「本日、最後に報告しようと決めていたことです。内容が内容なので将来的な話を一緒にすることが罪悪感で辛い状況となったので打ち明けさせてください。私は9月末日をもって退職をさせて頂きます。周囲の影響、負担を考えて一般的には3ヶ月前は早い報告となりますが本日、報告させて頂きました。」

上司は少し固まりその後「いつから考えていたの?もっと早く相談してほしかった。」と言って動揺はしている様子でした。

私は「1か月前の昇給面談終了後からです。あの時会話したあとかねてから別の道も考えていましたし、他の方の例で会社から求められることと自分のやりたいことが食い違ってしまったとかんじたため動きました。」と答えました。

上司より「次は決まっているのか?待遇は今よりいいのか?」と聞かれ「決まってます」「待遇もいいとおもいます」と回答。同じチーム内には当然まだ伝えていない旨も合わせて上司に伝えました。

退職交渉、別日への打診…

今回の1回目は一旦「内容はわかった、あくまで内容であってまだ承認ではない」と受け止められて、10日後に1時間の面談の場が再度設けられることで終了です。緊急性ととらえているのか、すぐ緊急招集にて管掌内の部長メンバーには周知することも伝えられました。いま思い返すと、「自分の存在が大きかったんだなぁ」と感じることでありましたね。ということで退職交渉2回目編を次回は記事にしていこうと思います。

人生5回目の退職交渉_準備編

6社目の転職がきまりましたので退職交渉の初回を行いました。めちゃくちゃストレスでした。その時の準備、思いをここに書かせて頂きます

まずはじめに…

最初はまず直属の上長に時間をもらわなくてはならいので、その時間のセットをよーく考えました。またボーナス支給日が約1か月後、賞与額の決定が1週間後という状況のなか1週間まつべきか、1か月まつべきかですごーく悩みました。しかもこの時は入社予定日まで3ヶ月もあったのでドライにいけば1か月まつという選択もあったんですよね。

情報収集

いろんな状況を想定するためにまずは情報収集ということで、会社の就業規則を確認。退職に関する期日は2週間前の予告でOK。賞与については賞与規定を調べたところ支給日に在籍していることが支給条件であることでした。評定期間も満たしている。これが文章で残されていたのでとりあえず賞与額の決定前に「辞めます」宣言しても賞与はもらえそう。ただ不安だったのが減額されてしまう可能性があるかもと考えてネットを調べました。やっぱりあった判例です。割と有名な会社で訴訟が過去あったようです。判例は退職の意志を示したことにより80%ダウンでボーナス支給を不服として裁判を起こしたところ、判例は20%ダウンは認めたらしいです。この20%の減額を認めたのは、ボーナスは将来における期待額も含まれていることの認識として、その相当額を判例は20%としたらしいです。賞与額決定前に退職意志を伝えると減額の可能性があることがわかりました。

比較検討…

情報がそろったところで検討に入ります。私はこの時、割と重要な位置づけで会社組織にいる認識でした。自意識過剰かもしれまんせが、役員直下に所属しており管掌組織における予算統制を行っていたポジションでした。また新しい中期経営計画の作成も協業で行い数値関連の作成、とりまとめは全て私が行っていたんですね…。同僚は他2名いて1名は私が入社と同時に異動してきた女性のかたがおり、その方の役割は人事面を中心に行っているかた。少し計数管理系の業務も私と一緒に行った経験があり数字アレルギーはなさそう。もう1人の方も女性で6か月前にチームに加わった方です。経験はまったくなく今現在は新しい業務に打ちのめされている状況。しかも二人の関係はうまくいっていない。この状況から私が退職すると上長がとる行動は2つ。1つは単純に私と同程度の能力がある人間を外部から補充する。しかし確実に補充できる確信はない。入社できても業務理解は難しそうである。2つ目は補充をせず計数管理経験がある現メンバーに引継ぎを行い時間を稼ぐ。その間に他の部署からの異動などで新たに育成する。ことかな?と勝手に想像しております。

決断

いずれにせよ、残るメンバーの負担がものすごく大きそうな気配を感じたので満額ボーナスは最悪あきらめました。賞与額決定前ではありますができるだけ早くアポをとり退職の意志を伝えることに決めました。ボーナスの話は妻にも説明し「最悪減ることもあるけど、ごめんなさい」しました。ただ入社予定の会社の条件提示が現職よりも好条件となり年収想定も現状より100万円ほどUPする想定なので了承は得やすかったです。妻は私の転職に慣れてしまっていて恐ろしくあっさりです。器量が大きく、支えてくれる妻に本当に感謝しています。以上、準備編となります。暇つぶしにお読みくださり有難うございました。次回は退職交渉の初回編を書きたいと思います。