人生5回目の転職_同僚共有編②

今回の記事は以前に書きました「人生5回目の転職_同僚共有編①」の続きとなります。①を読んで頂いたうえでこの記事を読んで頂くと当時の心境が伝わりやすいと思いますので、お時間ある方は是非ともお立ち寄りください。

一応前回の流れを簡単に書いておきますと、上司との退職交渉との結果は無事に承認されることとなりました。そして、引継候補として今の会社に私が入社してずっと一緒に仕事をしているメンバー(女性)へまずは私の転職を共有することになり、上司からその女性メンバーに伝達共有を行っております。そして本来は直接、私の口から退職の経緯を話したかったところと、彼女もびっくりしたこともありじっくり私の口から退職の決意い至った経緯を話す機会を要望されたこともありMTGを個室でセットする話まで前回は記事に書いております。

謝罪する…

MTGは会議室のスケジュール登録はしてあったのですが、諸事情で使用できずとなり時間も話が長くなることも恐れて夕方にセッティングしてしまっていたことから帰り時間も気になるので別途、オフィス内にある人気のない場所へ移動し立ち話で行うことになりました。ちなみにドアとかないので密室ではないですからね…、節電要請もあるせいかエアコンが効いておらずムシムシした環境で始まることとなりました。

まずスタート同時に大きな声は出せませんが、深く頭を下げて謝罪の意を示しました。「今回は私のわがままで、今後のご心労をおかけすることになり申し訳ありません」この一言を述べたあと、今回の私の退職を聞いた瞬間の素直な感想を聞くと彼女からは「びっくりしました」と返答、時折、涙を拭うような仕草も見せていたので本当にびっくりだったんでしょうね。改めて「すいません」という気持ちがこちらも沸いてきます。過去記事でも触れている記憶ですが、私は結構な頻度で彼女に愚痴を聞いてもらっていたので「やめるやめる」と言いつつ実際は辞めない人であったかもしれません(記憶なので違ってたらすいません)。しかしの辞めることが現実となったために上司から私の退職を聞いたときは「本当に辞めるのかぁー!本当にやりやがった!」と思ったそうです。まぁ、その愚痴も途中から転職活動をしていることのカモフラージュにも私はしていたので退職の気配を消すことは成功しているとも言えるのですがね…

退職経緯について…

彼女には隠すところは隠しつつも、上司に報告した退職理由とは違い具体的に話すことを決めていましたので丁寧に退職経緯を話していきます。彼女は口は正直軽いので恐らく私が退職した後に上司には伝えてしまうのであろうと想像は容易についたのですがね…彼女が上司に具体的な経緯を話たときに私の貴重性を噛みしめてもらえると少し嬉しいです。

まず話すことは退職に至るマインドの変化、直近1年感のリアルな不満、私のキャリア感などそれらしいことを一通り話していきます。本当は私の口から伝えたかった旨があったこと、しかし上司の顔も立てて間接的な伝達になったことについても謝罪しました。実際に彼女も私自身から直接聞きたかったと言っていて、普段私が愚痴を言っていると興味がないなど言っていたものの実際は割りと衝撃があったようですね。涙を拭う仕草がありましたが気づかないふりしています。自分の置かれている環境、マインドが変わって同僚と接していくと普段見えないものが見えるものです。

私の転職を決断した経緯については、また後日に詳細を記事にしてしたいと考えています。転職決断の過渡期の方に参考になればと考えています。

転職先について…

退職の経緯について人間関係ではない旨を聞いてホットしたのか、彼女から来た質問は次の転職先についての話でした。私は競合他社ではないこと、だけど今の会社、今の所属している事業ですでに主要取引先である旨を話すと質問のギアが上がります。「もしかしたら機会があり取引先の人間として私と折衝する機会はあるかもしれないね?」と確率は低いのですが可能性のある話をしながら談笑になってきています。

待遇面についは正直、私から言うと自慢にもなってしまう可能性があるので控えていたのですがグイグイいます。シンプルに提示年収は現給与より上がること。フルフレックスとなり年間休日も現在より増加すること。在宅も組み合わせ出来ること。所定労働時間が今の会社よりも短くなり年収維持でも自給換算に直すと実質年収UPになることなど話すと思て向きの待遇は今の会社よりホワイト企業になるので羨ましい気持ちも少し覗かせていました。私自身としては表向きは良い会社なのであるが入ってみないとわからないこともあり気を引き締めて臨む意気込みを話しています。

そんな話をしていると、彼女自身も今後を考えたのか今の会社にいる彼女自身のモチベーションが上がらないなど相談も来ました。私の退職騒動が気持ちに刺激を与えてしまっているかもしれませんね。ただ辞めること、異動することも彼女自身が決めることであるのでその気持ちに共感することはしましたが否定はしません。彼女も既婚者であり旦那さんが割と給与をもらっているようなので本当に嫌であればパートアルバイトで近所で務める選択しもあるはずです。各々で楽しめるキャリアを積んでいければよいと考えたので退職連鎖の匂いも感じたのですが特に私は何もせず、共感に努めています。

このMTGの最後に…

終盤になって引継ぎの具体的な話は上司を交えて行うことで進んでいる旨や、彼女自身も上司に補充を依頼したことや、現時点で上がっている補充候補者など情報交換しました。ただ私と同じような仕事、立ち回りをしている人間は正直なところグループ内で出会ったことがなく組織は別機能になるであろうと二人で想像していました。外部から補充したとしても今の会社は外部より相場がやすいので困難であろうとも私は想像していました…

「退職後も不明点あれば連絡させてください。」と言われ、私は冗談で「嫌です」と返せる雰囲気に最終的にはなったので円満に進んだと考えている自己評価です。

今後は引継ぎ編になっていくかと思いますので、その際の心境などを引き続き記事に起こして共有して行きたいと思います。ありがとうございました。

人生5回目の転職_同僚への共有編①

退職交渉の2回目を終えて、いよいよ具体的に情報解禁日や引継ぎ方針が決まりましたが、次なるイベントを迎えましたので記事にしてまいります。記事の題名にもなっておりますが、そのイベントとは同僚への退職告白です!

どこかで触れているかもしれませんが、現職で所属しているチームには二人の同僚がいます。一人は加入して半年強の未経験者女性でして仕事上、ほぼ関わりがありません。もう一人は現在の職場に転職してきたときと同時期に相手もグループ内子会社を吸収合併したことにより私が入社したチームに異動となって加入してきた縁ある女性の方です。後者の方は私の社歴イコール一緒に仕事してきた年数なので非常にツーカーで仕事をしてきた非常に頼りになる方でした。

私自身、現職の会社でも5社目の転職先となっておりある種「やめるやめる病」によりストレスを発散させていたこともあり、何かと冗談交じりで「俺はその内いなくなる」「逃げる」など愚痴を頻繁に口にしていました。そのことを一番長きにわたり聞いてくれていたのが彼女でした。一見さばさばしているようで、情にもろい一面も知っていたので、本当に私が今の会社を退職する決断をしたことを告白するとどのような反応になるか不安と楽しみもありました。前の記事でも書いていますがある種、ボーナスを多少削る覚悟で早めに会社への通知をする理由の一番は彼女の負担を考慮してのことになります。※ちなみに過去記事で触れている方の話です。

彼女自身の人生も踏まえながら、一次は私自身も彼女の状況によって退職することは難しいと思った時期もありましたが相手側の状況を踏まえてタイミングを見て私は退職を決意しています。

上司の面目を立てる…

本当のことをここで言うと、彼女には私からことの経緯を話しこれまでの感謝とこれからの負担を謝罪したいがために直接、退職の話を打ち明けたかったです。しかし今後の組織体制の絵を書くのは残っていく上司が立て直すことになります。補充を入れるのか、現状行っているタスクを他へ移管するのかなど様々な調整が必要です。そのため退職交渉の時にどのような手順で周囲に私の退職をオープンにしていくかは、全て上司の考えてで行う旨を話、それに沿ったことで私から直接でなく、上司から間接的に私の退職を伝えることになりました。その他のメンバーにも同じチーム内でしたので、他部署メンバーより先に優先と私は考えていましたがそのメンバーに対しては何故か一般解禁日と同じ扱いになりました。

伝達後…

定例のMTGのあとに二人は部屋にとどまって40分くらい出てきません。おそらく私の話を切り出したのであろうと容易に想像した私も部屋から出てきたとき、顔を合わせたときの心の準備をします。周囲の人も何か話しているね?と少し不信の様子。特命業務を受けることが多かったチームなので「何かまた特殊業務の話では?」と私は他のメンバーをはぐらかしておりました。そんなことをしながら業務を続けているとついに部屋から出てきました。そして上司からは私に「話した」の一言です。それを聞いてすぐに彼女の顔をみたら少し泣いた?ような雰囲気でした。そして彼女からの第一声は「びっくりしました…」の一言です。「そりゃそうですね」と内心思いながら私も「申し訳ありません」とその場で謝罪。周囲に人がいることもあり彼女から「どこかで時間ください」とMTGセットの要望だったので私も承諾し別日ですべて経緯を話す時間をとることになりました。

このMTGの話を書いていくと長編になること予測されるので、今回はいったんここまでにしておきます。暇つぶしにお読みくださりありがとうございます。また次回に続きます。