今回の記事は以前に書きました「人生5回目の転職_同僚共有編①」の続きとなります。①を読んで頂いたうえでこの記事を読んで頂くと当時の心境が伝わりやすいと思いますので、お時間ある方は是非ともお立ち寄りください。
一応前回の流れを簡単に書いておきますと、上司との退職交渉との結果は無事に承認されることとなりました。そして、引継候補として今の会社に私が入社してずっと一緒に仕事をしているメンバー(女性)へまずは私の転職を共有することになり、上司からその女性メンバーに伝達共有を行っております。そして本来は直接、私の口から退職の経緯を話したかったところと、彼女もびっくりしたこともありじっくり私の口から退職の決意い至った経緯を話す機会を要望されたこともありMTGを個室でセットする話まで前回は記事に書いております。
謝罪する…
MTGは会議室のスケジュール登録はしてあったのですが、諸事情で使用できずとなり時間も話が長くなることも恐れて夕方にセッティングしてしまっていたことから帰り時間も気になるので別途、オフィス内にある人気のない場所へ移動し立ち話で行うことになりました。ちなみにドアとかないので密室ではないですからね…、節電要請もあるせいかエアコンが効いておらずムシムシした環境で始まることとなりました。
まずスタート同時に大きな声は出せませんが、深く頭を下げて謝罪の意を示しました。「今回は私のわがままで、今後のご心労をおかけすることになり申し訳ありません」この一言を述べたあと、今回の私の退職を聞いた瞬間の素直な感想を聞くと彼女からは「びっくりしました」と返答、時折、涙を拭うような仕草も見せていたので本当にびっくりだったんでしょうね。改めて「すいません」という気持ちがこちらも沸いてきます。過去記事でも触れている記憶ですが、私は結構な頻度で彼女に愚痴を聞いてもらっていたので「やめるやめる」と言いつつ実際は辞めない人であったかもしれません(記憶なので違ってたらすいません)。しかしの辞めることが現実となったために上司から私の退職を聞いたときは「本当に辞めるのかぁー!本当にやりやがった!」と思ったそうです。まぁ、その愚痴も途中から転職活動をしていることのカモフラージュにも私はしていたので退職の気配を消すことは成功しているとも言えるのですがね…
退職経緯について…
彼女には隠すところは隠しつつも、上司に報告した退職理由とは違い具体的に話すことを決めていましたので丁寧に退職経緯を話していきます。彼女は口は正直軽いので恐らく私が退職した後に上司には伝えてしまうのであろうと想像は容易についたのですがね…彼女が上司に具体的な経緯を話たときに私の貴重性を噛みしめてもらえると少し嬉しいです。
まず話すことは退職に至るマインドの変化、直近1年感のリアルな不満、私のキャリア感などそれらしいことを一通り話していきます。本当は私の口から伝えたかった旨があったこと、しかし上司の顔も立てて間接的な伝達になったことについても謝罪しました。実際に彼女も私自身から直接聞きたかったと言っていて、普段私が愚痴を言っていると興味がないなど言っていたものの実際は割りと衝撃があったようですね。涙を拭う仕草がありましたが気づかないふりしています。自分の置かれている環境、マインドが変わって同僚と接していくと普段見えないものが見えるものです。
私の転職を決断した経緯については、また後日に詳細を記事にしてしたいと考えています。転職決断の過渡期の方に参考になればと考えています。
転職先について…
退職の経緯について人間関係ではない旨を聞いてホットしたのか、彼女から来た質問は次の転職先についての話でした。私は競合他社ではないこと、だけど今の会社、今の所属している事業ですでに主要取引先である旨を話すと質問のギアが上がります。「もしかしたら機会があり取引先の人間として私と折衝する機会はあるかもしれないね?」と確率は低いのですが可能性のある話をしながら談笑になってきています。
待遇面についは正直、私から言うと自慢にもなってしまう可能性があるので控えていたのですがグイグイいます。シンプルに提示年収は現給与より上がること。フルフレックスとなり年間休日も現在より増加すること。在宅も組み合わせ出来ること。所定労働時間が今の会社よりも短くなり年収維持でも自給換算に直すと実質年収UPになることなど話すと思て向きの待遇は今の会社よりホワイト企業になるので羨ましい気持ちも少し覗かせていました。私自身としては表向きは良い会社なのであるが入ってみないとわからないこともあり気を引き締めて臨む意気込みを話しています。
そんな話をしていると、彼女自身も今後を考えたのか今の会社にいる彼女自身のモチベーションが上がらないなど相談も来ました。私の退職騒動が気持ちに刺激を与えてしまっているかもしれませんね。ただ辞めること、異動することも彼女自身が決めることであるのでその気持ちに共感することはしましたが否定はしません。彼女も既婚者であり旦那さんが割と給与をもらっているようなので本当に嫌であればパートアルバイトで近所で務める選択しもあるはずです。各々で楽しめるキャリアを積んでいければよいと考えたので退職連鎖の匂いも感じたのですが特に私は何もせず、共感に努めています。
このMTGの最後に…
終盤になって引継ぎの具体的な話は上司を交えて行うことで進んでいる旨や、彼女自身も上司に補充を依頼したことや、現時点で上がっている補充候補者など情報交換しました。ただ私と同じような仕事、立ち回りをしている人間は正直なところグループ内で出会ったことがなく組織は別機能になるであろうと二人で想像していました。外部から補充したとしても今の会社は外部より相場がやすいので困難であろうとも私は想像していました…
「退職後も不明点あれば連絡させてください。」と言われ、私は冗談で「嫌です」と返せる雰囲気に最終的にはなったので円満に進んだと考えている自己評価です。
今後は引継ぎ編になっていくかと思いますので、その際の心境などを引き続き記事に起こして共有して行きたいと思います。ありがとうございました。