お伊勢参りに行ってきました②

前回の記事で伊勢神宮に無償に参拝したくなった経緯を書かせて頂きました。今回は実際に行った旅路での体験談を書いて行きたいと思います。

当日の朝は何故かスッキリ目覚める!

いざ、お伊勢参りの当日を迎えました。余裕をもって少し早起きしてお参りを始めていこうと考えて、前日の夜はしっかり睡眠をとりました。ただホテルの環境があっていないわけではないのですが予定よりも早く目が連日覚めてしまっています。サウナ効果なのか不思議と疲れはしっかり取れているので問題はないのですがね…

お伊勢参り当日もやはり、早く目が覚めてしまったために予定していた電車を1本前で出発することにしています。まずは津から移動で伊勢市に向かいます。伊勢市に到着したら參宮線への乗り換えとなるのですがその間にいったん改札を出て、ロッカーに大きな荷物を預けます。初めて訪れる駅のでアクションなので時間に不安があり慌ただしかったのですが結果としては十分な時間をもって乗り換えることができています。

二見浦駅に到着です!

伊勢市から2駅で最初の目的の最寄り駅となる二見浦駅に到着です。早朝の空気が気持ちよく、またまだ人がいない状態なので駅に降りた雰囲気はとても清々しい空気で満ちています。

そして参道を歩いてもすれ違う人は、まったくいません。この早朝の時間帯に電車で参拝することや、月曜日の平日であったこともこの状況を作りだしているかもしれませんね。駅からは徒歩15分くらいで目的地の「二神輿玉神社」に到着です。途中はレトロな旅館街や二見浦の海岸線を歩くことになり歴史を通じた時の流れと時間がたっても変わらない海の風景などを見て思考を巡らせる場面もありました。

「みそぎ」で身を清めるお参りです!

そんな思考で物思いにふけっていると、あっという間に到着しまいた。「二神輿玉神社」です!伊勢神宮に参拝する前に、この神社で禊を行い身を清めてから伊勢神宮へお参りすることが古くからの習わしのようです。江戸時代は実際に二見浦、つまりは海に入り禊を行っていたようですが、現代はそれができないので、この神社で禊をすましたこととして「無垢塩草」を授与頂き、それを身に着けるか、またはその中に入っている草を湯舟に浮かべて入浴することで「禊」の替わりにするのが習わしのようです。

わたしもこの伝統にならい300円で購入。この日は一日中購入した「無垢塩草」をポケットに入れて携帯しておりました。海に面した神社であることなども神秘的で親戚な雰囲気を醸し出す心が洗われた気持ちになっています。

禊による参拝のほかにも二神輿玉神社は様々な見どころがある神社でした。お伊勢参りから「ぶじかえる」のごろとのことで境内にはカエルを模したモニュメントや手水舎でもカエルの口からお水が出ています。また、私恥ずかしながら聞いたことがある、写真で見たことがる風景で実際にはどこにそれがあるのか分からなかったものがここでは肉眼で見ることができました。それが「夫婦岩」です。伊勢神宮と関わりが深いこの神社にあったとは運命を感じます。実際には夫婦岩のその先にあるお社が本当はあった!?ようなのですが現在は沈んでしまい見えないのですがそこに向かって祈願する習わしもあったとのことです。

二神輿玉神社の境内にはそのほかに海の安全を祈願する龍宮社や禊橋とよばれる橋があったりと見どころがたくさんありました。早朝の時間であったため、他の観光客がほとんどいなくてスムーズに参拝することができたと思います。朝でなく、旅館街がオープンした時間にくるとお土産屋さんめぐりなど観光ももった見どころがあったと思いますが早い時間であったことと、次の伊勢神宮での時間が読めなかったこと、電車移動のため1時間に1本ペースの時間帯であったため目的の禊を済ませて駅に戻っています。とはいえ十分な時間で境内を見学することもできたのでとっても満足がいく参拝となりました。

二見浦駅の道中には「賓日館」と呼ばれる皇室と関連する施設もあったのですが当然見学できる時間帯でなく外観から覗いてその地をあとにしています。浴衣姿で早朝の旅館街を散歩している女子二人組などもいて風情が溢れる街でした。

以上、お伊勢参りの最初の神社「二神輿玉神社」への参拝体験でした。禊を終えて清らかな気持ちになって伊勢神宮の外宮へ向かうことになりますがその模様はまた後日です。

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お伊勢参りに行ってきました①

退職日まであとわずかに迫り、有給消化を利用してF1観戦の計画を立てていました。もともと転職を決断していなかったとしても私の中では年間スケジュールに組み込まれていたこの旅行ですが、退職にともなう有給消化を得ることになり旅の日程が大幅に伸ばすことができました。旅の工程は全部で五日間!初日は移動日で鈴鹿入りして、金、土、日の三日間は鈴鹿サーキットでのF1観戦を満喫する。そして最後の日は名古屋に移動して次の職場関連の施設を見学すると考えていましたが、最終日はそれだけでは大いに時間を持て余す状況となりました。

名古屋観光をして、グルメ食い倒れでもよかったのですが、さすがに40歳を迎える私の胃袋は限界点が低く2店回れれば良しくらいのレベルです。また、名古屋は何度か訪れた街なので、名古屋飯の堪能はあらかた終わっている状況でした。

何故か、フワッと思いつく…

そんな状況で旅路の予定を組み立てながら、現在の職場から帰っている電車の中でフワッと思いつく、何故か降りてきた思考が「伊勢神宮」というワードです。

あまり、寺社仏閣への思いや拘りはない人間であるのですが、この時ばかりは何故か無償に興味が湧いてきてしまいその場でホテルからの距離などを一気に調べたのを覚えています。転職先への不安は「スキル不足」「新たな人間関係」など漠然とした不安はありましたが、神頼みをするほどではなかったので私にとっては新鮮な感覚になりました。

ただ、思いついたことにネガティブ思考でなく、ポジティブな気持ちで純粋に「行きたい!」と思えた自分の感覚を信じてお伊勢参りをすることにしました。

まずは情報収集から…

ただ、伊勢神宮という場所がどの程度の時間を要するのかが全くの不明であったので私は興味からまず、ネットでの情報収集をします。伊勢神宮は高校時代の就学旅行で参拝した記憶はあるのですが、当時の状況はほぼ、覚えていません。

情報から初めて知ったのは、伊勢神宮は「外宮」「内宮」と二つのお社があり、外宮から内宮への距離は徒歩60分も離れていること。さらにお社が複数あり、個人の願い事はしてはいけないことや、「正宮」と呼ばれるお社ではお賽銭をしないなどのマナーがあることなど大人になって調べてみると興味をそそる内容がいっぱいありました。

また伊勢神宮にお参りする前に禊をおこなうため、二神輿玉神社へまずお参りする習わしなども情報として手に入れました。そのネット調べた情報をもとに、YouTubeでのまとめ動画を視聴して予習をしていきます。

このような情報を取捨選択して、私が立てたスケジュールは「二神輿玉神社」→「外宮」→「内宮」の順番で参拝することにしています。F1観戦で拠点にしている津市からは電車で1時間ほど移動して伊勢市に到着、そこから2駅で「二神輿玉神社」がある二見浦駅です。参拝時間や駅からの距離など含めた移動時間をふくめると、かなり余裕をもって立てています。さらに関連する神社として「猿田彦神社」も参拝してみたい気持ちになりましたが、新幹線の時間と、あくまで最終日に次の転職先の施設見学を必ず行うことを目的としているので時間との兼ね合いで当日決めることにしています。

幸いにも一人旅です

状況として幸運であったことは、今回の旅は一人旅であったことです。家族を誘ってF1観戦と考えていたのですが、小学生の子供が拒否しまして、私一人での旅行となりました。この状況が道中の工程を臨機応変に変化させることができました。

40歳での有給消化旅行、本当に心身リフレッシュさせる大人の夏休み状態ですね!また訪れる伊勢神宮は神聖な場所、落ち着いた気持ちでゆっくりと参拝することにはよい状態となったと思っています。

F1観戦と同じように天気を非常に気にしていました。1週間予報では雨マークがついていたのですが、時間の経過とともにみるみる晴れマークに変化して行きます。なんかこの状態を見ているだけでも勝手に嬉しくなっていました。不思議ですね。

地元の神社にも何故か興味が湧いてくる

伊勢神宮への興味でネットを調べていたら、「パワースポット」というキラーワードが溢れていました(笑)。私は鎌倉市在住なので鶴岡八幡宮には散歩がてらよく行っているのですが、そのほかの神社はあまり足を運んでいません。せっかくなの調べた次いでに知った神社にも実は足を運んでいませす。その一つとしてわりとネットで出てきた神社が熱海にある「来宮神社」です。

来宮神社は縁結びのパワースポットとのこと。縁結びと聞くと恋愛が一番最初に思いつくワードですが、人間関係、仕事関係などの良縁という意味でも縁結びと使われるらしいです。転職先での人間関係、よき上司、よき同僚、よき仕事にご縁があることを祈願してお伊勢参りをする1週間前の休日を使って参拝してまいりました。

お伊勢参りとは少し脱線してしまっておりますが、ここで伊勢神宮でのマナーの予行練習をかねています。

今回は結局のところ、お伊勢参りに行きたくなった経緯について書いたことになってしまいました。具体的な参拝しての感想などは続編に回して行こうと思います。最後までありがとうございました。

スカイパックツアーズ