いろいろな意味で熱かった日本グランプリから2週間がたち、カタールGPが行われました。この2週間も様々な憶測、噂話、アルファタウリの謎戦略などネットやニュースでは妄想が繰り広げられておりましたが日本グランプリで発表された角田選手の契約更新発表を聞いてからだと、興奮度がすでに落ちてしまっているのが正直なところです。角田選手にはローソン選手に予選、決勝としっかり実力差を見せつけて終わって頂きたいものですがね…
深夜のライブ視聴がつらい!
このカタールGPを含めて、最終戦のアブダビGPまで正直、40歳の身体能力にはつらいライブ視聴です。カタールGPの予選、決勝は日本時間の深夜2時という鬼の時間帯です。カタールGPはまだ次の転職先に向けての有給消化中、そして10月3連休があり月曜用が体育の日で休みということで頑張る気力があるのですが、その後の北米、南米ラウンドは早朝の時間帯に予選、決勝なので朝4時、5時スタートであれば頑張れなくもないのですが転職先での印象などを考えて躊躇してしまっているのが本音です。ただ、初開催のラスベガスGPは日本時間の15時スタートで非常に見やすい時間帯なので感謝です。コースレイアウトは面白いかは別として…
また、ライブ視聴へのモチベーションが下がる理由としては、コンストラクター、個人と年間王者が決定してしまっている点ですね…。これを考えると2021年のハミルトン選手とフェルスタッペン選手の最終戦までもつれた争いは本当に神がかった争いでした。チーム戦略、ドライバーの技術、技術者たちのUP合戦とF1の面白さが本当に凝縮された年でしたよ。その時と同じ時代に生きて、リアルタイムで見ることができて感謝です。
年間王者はフェルスタッペン選手
先にネタバレしてしまいましたが、カタールGPで個人の年間王者も決定しました。決勝でなくスプリントシュートアウトというおまけイベント見たいなもので決定してしまいました。あと3ポイントとれば決定であったらしいです。これ考えると本当にシンガポールGPでレットブルがイニシャルセットを外さなければ、日本グランプリでコンストラクターと個人の両方が決まったかもしれないので惜しいかったですね…。今期シーズンはフォーミュラ・フェルスタッペンと揶揄されるくらい、独走でした。同じ車を走らせているペレス選手が本当にどうしたものか!?というくらいにミスを連発して精神的に自滅していってしまったようなシーズンですね。このまま悪い流れで、2024年は契約解消で、レットブルへ角田選手が昇格、アルファタウリにリカルド選手とローソン選手、リザーブに岩佐歩夢選手というシナリオにならないものでしょうかね…
やっぱり凄い新人であったピアストリ選手
そして、今年大きな話題となっているのが、アルピーヌとの契約問題でわちゃわちゃしたオスカー・ピアストリ選手です。マクラーレンチームの開発力、シーズン中の立て直しの力はものすごかったのはもちろんなんですが、今年、新人1年目であるドライバーが、私個人的にはフェルスタッペン選手に次ぐドライバーと思っているノリス選手にしっかりついていっていること、そして時にはノリス選手を上回る活躍を見せている点です。正直、ピアストリ選手のF2時代は角田選手がいなくなり、あまり視聴していなくてどんな活躍をしていたのか存じていないのですが、後半戦のノリス選手との争いを見ていると凄い新人だ!と思ってしまいました。
ノリス選手は2019年かな!?、最終戦のアブダビGP決勝で順位確定後のアウトラップ中の退職するエンジニアに向けた無線が本当に「いいやつ」過ぎる発言で私ももらい泣きしてしまったほどです。サインツのコンビで面白コンビで好きでした。サインツもコロナの中、いろいろな規制があってから再開されたF1最初のレースでマシンに乗った時の無線で「すげー、この車こんなに早かったの!?」とお茶目無線で好きなドライバーですね。ルクレールとの№1争いはサインツを応援しており、今年2023で現状、レットブル以外の優勝がサインツで嬉しく思っています。
決勝は視聴したが本当に暇なレース
カタールGP決勝の感想に移りますが、まずはレース全体として非常に面白味が減ったレースでした。ピレリが持ち込んだタイヤがデータより早く壊れてしまい、バーストするリスクが高いとのことから、タイヤ戦略の幅を消してしまう特別ルールです…戦略が本当に消えてしまいつまらないレースになってしまいました。そして応援する日本人ドライバーの角田選手が予選11位とポイントを狙える位置でのスタートであったのですが、レースペースが悪すぎて結局15位。タイヤ戦略がほぼないので、序盤に「こりゃだめだ!」と感じてしまい興味がなくなってしまった状況。唯一楽しめたのが、先ほどにも出てきたマクラーレンのチーム内争いです。日本グランプリでは力の差を見せたノリス選手もカタールGPではスタート位置の差が出てしまったこともありますがピアストリ選手が2位、ノリス選手3位となりましたが無線やラップタイムでノリスの力をしっかり示せていたのではないかと思います。
以上、カタールGPの観戦した感想です。ピレリ頼むからしっかり仕事してください。そして角田選手はマシンの開発はもう期待できないので、来シーズンにつながる何かを見つけられるように祈っております。ライブ視聴が減る時期に突入しますが応援してますよ!