答案練習対策について

みなさん、お越し頂きましてありがとうございます。さるやです。

この記事を読まれている方、本題に行く前にですが「日商簿記検定試験」の受験申込をお済ですか?まだという方はキチンと調べておきましょうね。

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受験申込も済んで、「あとは試験日まで猛烈に勉強、問題練習あるのみ!」という方について今回の記事を書かせて頂きます。

今回のテーマは試験における答案作成練習についてです。独学で勉強されている方においては、「なるべく低予算」という思いの方が多いかと思います。ですが、独学者、通信講座の方が経験できない勉強が唯一あります。

資格スクールによっては「直前答練」「答案練習」などと呼ばれています。単純にただ試験予想である問題構成で時間を計り問題を解くだけの内容になるのですが、この対策を甘く見てはいけません!できることならば、この対策講座だけでも教室、通学受講していただきたいです!

その理由は...

上記の理由、3つになります。

マイナビスタッフ

①時間配分を身に着けられる。

時間配分は独学(個人)での練習になると、ついつい甘くなりがちです。スマフォを時計代わりとしてしまい、メールや電話が途中で入り集中できない。あと少しで解けるからと自分勝手に時間を延長するなどを行ってしまいがちです。ちなみに本番の試験では時計としてスマフォは当然禁止です。試験時間の延長も試験監督の指示がない限り絶対にダメです。したがって、甘えのゆるされない環境にて試験問題と同じ構成の答案作成練習が必要になってきます。簿記検定試験の問題は処理量が多く、上手に時間配分を考えないと70点の点数に届きません。時間配分など気にしないくらいの、判断能力と処理スピードがあれば別ですが...

教室講座、通学講座では時間配分、問題スピードを上げるために実際の検定試験は120分で行っているのですが、90分や100分など負荷をさらにかけて第1問、第3問、第5問を中心に解く練習をします。

ある意味では、90分、100分以内に主要な点数配分が来ている上記の大問箇所を終えないと試験には合格できないと考えているのです。

②本番環境と同じストレスを体験できる

2つめのメリット?です。なぜわざわざお金を払ってストレスを体験するのか?

試験会場は通常、近隣の学校施設を使用します。大学の教室、中学校、などです。そのためまず受験生が受けるストレスは「①机が小さい」を受けます。独学で勉強していると、自分のスペースで広々と問題用紙を広げることができます。ですが、いざ試験に行った時には机が小さくいつものペースで問題が見られないということが大きなストレスになり力が発揮できないということが生じます。また試験会場が一人机であればまだよいのですが、長机二人掛けで提供されることもあります。そうなると隣の人が消しゴムを消したりすると机が揺れるなどイライラです。大学の教室となると机が斜めになっていて、椅子も隣同士つながっていたりするのでとても大変です。

また「②周りの電卓音」が気になってしまう。「③試験監督の見回り」などもストレスとして存在します。②は自分が問題を解くペースが遅いなど不安感じてしまい焦る。③は間違っている答案であったら恥ずかしいなど感じてしまい集中できないという方がいるようです。通学講座であれば、電卓音の環境は間違いないなく味わえますし、試験監督の見回りも味わえます。ちなみに私が講師であった時は、わざと「電卓音や見回りをすることがサービス」であると新人の時に教えられていたくらいです(笑)

③難易度高めの試験対策

こちらについては、通学講座は模擬試験を合わせて答案作成練習が4回ほどの講座構成になっています。したがって各設問については過去に出題された難易度の高い設問ばかりで構成されているため70点を取ってもらおうと考えて作られていません。重箱の隅をつつくような論点を直前に紹介して網羅性や対応力を養うようにできています。気持ちは萎える可能性はありますが、その構成で70点が取れるようになれば間違いなくどんな試験も対応できるといえます!

以上、今回は直前の模擬試験について書かせて頂きました。予想問題集や過去問題集もありますが答案練習講座は値段も通常の講座より安く、また質問できる環境を手に入れるというメリットもあります。通学可能な方は、念押しのツールとしてぜひ利用を検討してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

さるや
  • さるや
  • 鎌倉市在住/簿記の元講師/現在は一般事業会社にて経営企画として経験を積んでいます。/専門は工業簿記・原価計算/社会人講座クラスを3級・2級・1級工業簿記を担当

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